広場恐怖症とは?
- あんしんこころクリニック

- 1 日前
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― 外出や人混みがつらいと感じる方へ ―あんしんこころクリニック
広場恐怖症(Agoraphobia)とは、
「逃げられない」「助けを得られない」と感じる状況に強い不安や恐怖を抱く精神疾患です。
必ずしも「広い場所が怖い」という意味ではなく、
日常生活のさまざまな場面で不安が生じます。
特に以下のような状況がつらくなることがあります。
電車やバスなどの公共交通機関
人混みやショッピングモール
行列に並ぶ
映画館・美容院など、途中で出にくい場所
一人での外出
不安が強くなると、外出そのものを避けるようになることも少なくありません。
こんな症状はありませんか?
広場恐怖症では、次のような症状がみられます。
不安・恐怖の症状
外出前から強い不安を感じる
「逃げられなかったらどうしよう」という恐怖
発作が起きたら恥ずかしいという思い
一人で行動するのが怖い
身体症状
動悸
息苦しさ
めまい
吐き気
発汗
手足の震え
これらの症状は、パニック発作を伴うことも多いのが特徴です。
パニック障害との関係
広場恐怖症は、パニック障害と合併することが非常に多い疾患です。
パニック発作を経験
「また起きたらどうしよう」という予期不安
発作が起きやすい場所を避ける
行動範囲がどんどん狭くなる
この流れで、広場恐怖症が形成されるケースが多くみられます。
ただし、パニック発作が明確でなくても広場恐怖症が起こることもあります。
広場恐怖症の原因
広場恐怖症の原因はひとつではありません。
主に以下が関係すると考えられています。
パニック発作の経験
不安を感じやすい体質
ストレスや生活環境の変化
過去のつらい体験
「不安を避けようとする」行動の積み重ね
「怖い → 避ける → 一時的に楽になる → さらに避ける」という
不安の悪循環が症状を維持してしまいます。
治療について
広場恐怖症は、適切な治療により改善が期待できる病気です。
薬物療法
抗不安薬
抗うつ薬(SSRIなど)
症状や生活状況に合わせて調整します
精神療法・心理療法
認知行動療法(CBT)
不安の捉え方や回避行動を少しずつ見直します
無理のない段階的なサポート
日常生活の工夫
不安を我慢しすぎない
安心できる行動から少しずつ広げる
周囲の理解を得る
「急に外に出られるようにする」治療ではありません。
その方のペースを大切に進めていきます。
受診の目安
次のような場合は、早めの相談をおすすめします。
外出を避けることで生活に支障が出ている
電車や人混みを考えるだけで不安になる
一人で行動するのが怖い
「このまま外に出られなくなるのでは」と感じている
早期に治療を始めることで、
行動範囲の回復がしやすくなります。
あんしんこころクリニックの診療について
あんしんこころクリニックでは、
不安障害・パニック障害・広場恐怖症の診療を行っています。
丁寧なヒアリング
無理のない治療計画
患者さんの生活背景を大切にした診療
「外に出るのがつらい」というお気持ちも、安心してご相談ください。
まとめ
広場恐怖症は「逃げられない状況」への強い不安が特徴
パニック障害と併発することが多い
回避が続くと行動範囲が狭くなる
適切な治療で改善が可能
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